子猫の下痢:よくある原因、応急処置と救急受診が必要な危険サイン
成猫の一過性の軟便であれば自宅で様子を見られることもありますが、生後数週〜数ヶ月の子猫の下痢は命に関わる救急疾患になり得ます。
このガイドは獣医師の代わりにはなりません。

このガイドの内容
1. 子猫の下痢の主な原因
- 消化管寄生虫: 保護された子猫に極めて多く見られ、顕微鏡検査を複数回行わなければ発見できないケースがあります。
- ウイルス感染症(パルボウイルス): 腸粘膜と白血球を破壊し、血便、激しい嘔吐、高熱を引き起こす緊急疾患です。
- 離乳と環境変化のストレス: 母猫からの離脱や新しい環境への移動によって腸内細菌叢が乱れます。
- フードの急変: 新しい子猫用フードへの切り替えは、7〜10日かけて徐々に混ぜながら行う必要があります。
---
2. 自宅でできる安全な初期ケア
子猫が活発で遊び、嘔吐がない場合:
- こまめな水分補給: ペット用の経口電解質溶液や、ネギ類不使用の薄いチキンスープを混ぜたぬるま湯を与えます。
- 消化器用療法食: 獣医師推奨の消化ケアフードや、茹でて細かくほぐした鶏ささみを少量ずつ複数回に分けて与えます。
- 保温の徹底: 下痢の子猫は容易に低体温に陥ります。タオルで包んだ湯たんぽ等で寝床を温めてください。
---
3. 直ちに救急動物病院へ連れて行くべき基準
以下のサインが1つでも見られる場合は迷わず夜間・救急動物病院を受診してください:
- 便に鮮血が混じっている、またはタール状の黒色便が出ている。
- 嘔吐を繰り返し、水分を全く受け付けない。
- ぐったりして動かない、体温が37.5℃未満に低下している、歯茎が真っ白。
- 水のような激しい下痢が12時間以上続いている。
最寄りの救急対応病院は 救急動物病院検索 からお探しいただけます。
---
科学的根拠と参考文献 {#参考文献}
- WSAVA(世界小動物獣医師会): Guidelines for the Diagnosis and Management of Enteric Parasites in Kittens.
- Journal of Feline Medicine and Surgery: Feline Panleukopenia: Prevention, Diagnosis, and Management of Acute Diarrhea in Young Cats.
- Cornell Feline Health Center: Feline Diarrhea: Causes, Risk Assessment and Fluid Therapy.
Nekolife コミュニティ
猫と暮らしていますか?健康手帳をいつでも手元に
Nekolifeに愛猫を登録して、ワクチン履歴や体重を記録し、猫を愛する仲間と質問や体験を共有しましょう。
- ワクチン・体重のデジタル記録
- あたたかい猫好きコミュニティ
- 参加でMeowポイント獲得
愛猫のパスポートを無料作成 →完全無料でずっと使えます
役立ちそうな人に送りませんか?


